40代に入り体力の限界を感じ始める
私は小さい頃から保育士という職業に憧れを抱いていて、念願の保育士として20年以上働いていました。
仕事は決して楽しいことばかりではありませんでしたが、どうにか続けることができたという印象です。実際に働くまでは子供たちのかわいさばかりを考えていましたが、朝は早くから出勤して子供たちを迎える準備をしなければならず、帰りは翌日の準備で遅くまで残って作業をすることも多々ありました。
子供たちのケアだけでなく、子供たちの両親とのコミュニケーションにもとても神経を使い、心のストレスが積み重なっていきました。
子供たちと同じ目線になって接することが多いため、身を屈める動作を繰り返すことで腰痛は持病になってしまいました。
心だけでなく、体は悲鳴を上げていました。
40代になると体の限界を感じ、子供たちと離れることは心から残念で仕方ありませんでしたが、転職を決意することになりました。
コミュニケーションスキルと笑顔が評価される
それまで保育士しか経験したことがない私でしたが、幸いパソコンが得意だったため、事務職を希望して転職活動を行いました。
本当は在職中に転職先を見つけたかったのですが、保育士の仕事をしながらの転職活動は不可能で退職後に行うことになってしまい、転職先が見つかるかどうかとても不安でした。
事務の仕事は全くの未経験でしたが、パソコンが使えること、人とのコミュニケーションスキルに自信があることをアピールしました。
書類選考で落とされることも多く、心か折れそうになってしまった時もありました。何社もの面接を受け、3ヶ月の転職活動期間を経て、ようやく事務職として現在の会社に再就職することができました。
面接を担当してくれた上司は、私が終始笑顔だったことを評価してくれたそうです。
転職で心身ともに健康に
保育士時代に子供たちと接する時は常に笑顔を絶やさないことを心がけていて、それが役に立ったことがとても嬉しかったです。今では腰痛は改善され、心身共に楽しく働けることに感謝しています。