「治験」とは、製薬会社が新しい薬を販売するための認可を厚生労働省から得るために行われる試験のことです。
この治験の参加者は、専門のサイトなどで募集され、参加することで謝礼(協力費)が貰えます。
治験はアルバイトではないのにお金がもらえる?
治験に参加することはボランティアですが、謝礼(協力費)をもらうことができます。
よく「治験バイト」などと言われることもありますが、治験の参加者を「広く金銭を対価として応募を募る方法」が法律上禁止されているため、あくまでもボランティアとしての参加に謝礼が支払われるという形になります。
治験に参加できる条件
治験はアルバイトではないため、面接などがあるわけではなく、年齢、参加できる期間、特定の疾患の有無などの条件を満たしているかどうかで、参加できるかどうかが決まります。
なお、治験に参加して、やっぱり途中でやめたくなったとしても、あくまでも「個人の自由意志」によるボランティアなので、いつでもすぐにやめることもできます。
また、治験に参加するあたっては最初に医師から薬の効果や副作用など説明があり、質問もできますので、何かわからないような薬を飲まされるというようなものではありません。
連続して参加することはできない
治験のボランティアを1度やると、その後必ず休薬期間が設けられます。
理由のは健康を損なう可能性があるため、また、前の薬の影響が少しでも残っていると、治験データに影響がでるためです。
まずは専門サイトに登録を
まずは治験の専門サイトでは会員登録をしておくことで、希望の地域や日程にあう治験ボランティアがあれば紹介をしてもらえますので、下記のサイトを確認してみて下さい。
健康な方向けのサイト
→健康成人治験公式サイト
何らかの病気に悩んでいて、治験を通して解決していきたい方や65歳以上の方向けのサイト
→治験情報V-NET公式サイト