都市伝説!?転職は3カ月以内にすべし!

転職にまつわる話の中で、「転職は退職後3カ月以内にするべし」ということを耳にしたことのある方もいるかもしれません。

いったいどのような理由で、この「転職3カ月説」は出てくるのでしょうか。

都市伝説!?転職は3カ月以内にすべし!

雇用保険の給付期間の問題

ひとつの理由は、雇用保険の失業給付にかかわる理由です。

失業給付の給付期間の中で、最も短い給付期間は90日間で約3カ月間となります。

したがって、「失業保険が出ているうちに次の転職先を見つけるべき」という意味での転職3カ月説です。

世間の転職期間に対する感覚の問題

もうひとつの理由は、世間一般の感覚として「3カ月もあれば、普通なら転職先は決まるだろう。」という思い込みのようなものが存在することです。

現実問題として企業の中には3カ月以上転職活動をしている人は取らないという方針をもつところもあります。

もちろん、単に転職活動が長引いているだけではなく、病気や家庭の事情、またはキャリアアップを目指すための資格取得などの理由で、3カ月以上の転職活動を余儀なくされることも珍しくはないでしょう。

しかし、そうであったとしても、企業側の目線に立てば、長い転職活動そのものは決してプラス要因にならないことも確かです。

面接でつっこまれる可能性あり

もし、転職活動が3カ月を超えて長引いてしまいそうな場合には、面接などでその部分をつっこまれる可能性を想定しておくべきでしょう。

その場になって慌てないように、どのように切り返し、逆に前向きな自己アピールにつなげていくかを、シュミレーションしておくことが大事です。

転職エージェントを利用している場合には、コンサルタントがこのようなケースに対する対応策の引き出しを沢山持っているはずですから、積極的に相談してみましょう。

ちなみに不利になるからといって、転職期間をごまかして短く申告するようなことはやめましょう。

だって、後ろ暗いこととがある精神状態で臨んだ面接がうまくいくとは思えないですよね・・・!