皆さんは「フォトリーディング」って聞いたことありますか?
フォトリーディングとはいわゆる速読法のひとつで、1985年にアメリカ人のポール・R・シーリィ氏により開発されたものです。
日本でも人気の速読法
日本でも「あなたもいままでの10倍速く本が読める」という訳書が発売され、経済評論家の勝間和代さんなどが紹介したことで、2007年頃から多くの人に知られるようになりました。
それまでの「速読」のイメージといえば、特殊な才能の持ち主が、長期間のトレーニングを経て初めて習得できる技術というものでしたが、フォトリーディングは2日間の集中講座で基本が身につくということもあって現在まで人気の速読法です。
2日間の集中講座で基本は身につく
管理人も2007年に、2日間の講座を受講しました。
価格は11万円程度となかなかのお値段でしたが、仕事に役立ったのはもちろん、さまざまな資格試験の勉強や、英語のスキルアップなどフォトリーディングの速読のスキルがあったからこそチャレンジできたことが多くあり、まあ元はとったかなと思っています。
ちなみに、なぜたったの2日間で速読法の基本が身につくかというと、「フォトリーディング」が一般的にイメージされるような動態視力などのトレーニング中心の速読技術ではなく、むしろ本の読み方に対する概念を変えるというアプローチなので、その手法を知るだけである程度実践できてしまうからです。
その意味では、セミナー等を受講せずに本を読むだけでも十分に実践可能な内容です。
仕事の効率化にも効果大
フォトリーディングを身につけてからあらためて思いましたが、ビジネスの場において、「早く文章を読める」というスキルは非常に役に経ちます。
ビジネスのやりとりの多くは、書類やメールなどのパソコン上の文書で行われます。
また、大量資料の読み込みや、ビジネススキルアップのための勉強にも速読技術は直接的に役にたちます。
「10倍」かどうかはさておき、おそらくどんな方でも1日程度かけてフォトリーディングのエッセンスを書籍で学び、実践してみるだけで、今までより相当早いスピードで文書の処理が可能になるはずです。
その時間節約効果は一生分で考えたら、かなりすごいことになります。
一冊本を読むだけでその効果が得られるなら、やらない手はないですよね。
特にオフィスワークのお仕事をされている方や資格の試験などに挑戦する方にはおすすめですよ!