「働く」語源は諸説ありますが、「傍(はた)を楽にする」が転じて「はたらく」となったという説があります。
働くこととはは他人のためになること
傍(はた)とは「他人」のことを表しますので、「働く」とはもともと「他の人を楽にする」という意味があったということになります。
その意味では、今は働くといえば「会社で働いてお給料を貰う」というイメージが最初に思いつきますが、「他の人を楽にする」ことが働くことであれば、ボランティアなどの地域貢献活動も、家時や介護などで家族を支えることも、全て「働く」ことなのですね。
本当に「働けて」いるか?
逆に考えれば、「他の人を楽にしない」、つまりは社会に貢献してないような仕事をしてお給料を貰ったとしても、「働いた」とは言えないのでしょう。
まあ、社会に貢献していないような会社が長続きするとも思えませんが・・・
もちろん生きていくためには、まずは給料をかせぐことが必要です。
とはいえ、「自分の仕事が世の中の役に立っている実感」のようなものがないと、楽しく仕事をするのは難しいですよね。
それもやはり、その仕事をしても「働いていない」感覚しか得られないからかもしれませんね。
本来の働くは楽しい
人間は他人との関わりの中でしか生きていくことができません。
であればこそ、人間には本来的に「他人の喜びを自分の喜びと感じられる能力」が備わっていて、それがイコール「働くことを楽しむことができる能力」でもあるのでしょう。
お給料、やりがい、自分の能力・・・いろいろなものを計りにかけながら、決断をしなくてはならいなのがお仕事探しの難しいところです。
でも、本来の「働く」を考えてみると、お仕事探しもなんだか楽しくなってくるのではないでしょうか?